よくわかる?手作り道具 解説♪ |ブログ|手作り指輪工房G.festa

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よくわかる?手作り道具 解説♪

よくわかる?手作り道具 解説♪

みなさん、こんにちは!
G.festa加工部でございます!!

本日の加工部の紹介は、手作りにいらっしゃったみなさまが
主に使っている道具・工具についてご案内をさせていただこうかなと思いますっヾ(@⌒ー⌒@)ノ

一口に ” 加工道具 ” といっても、様々な種類、使う用途といったものが指輪のデザインに合わせて
少しづつ違います✨✨

ということで、
本日の加工部のブログは…

WAXを削る、 “基本的な道具たちのご紹介” をさせていただきまーす!!👏👏

これを知っておけば手作り指輪のご来店の際、スタッフにドヤっれるかも…? (笑)

それでは、
実際に手作りをしていく手順でご説明していきます♪
まずは指輪のサイズを削り出すのに重要な道具

リーマー ” と ” サイズ棒
使用用途 : 皆さまのご希望となる指のサイズまで、WAX指輪の内側を削るための道具です。

 

この道具は、ご覧の通り円柱状の金属棒にカッターのような鋭い刃が一周付いているものです。 (カッターほど鋭くはないのでご安心を♪)
穴の開いたWAXを、リーマーに通し道具を回すことによりWAXが削られ、サイズを出せるというものです


リーマーを正面から見ると、刃の向きが棒に対して少し右斜めの角度でついています。
なので、この道具を右回し(時計回し)に回さないと、WAXが削れません。

持ち方と削り方のポイントはこんな↓↓感じ^^

利き手で道具を持ち、反対側の手でWAXを支えます。

削るときのポイントは
WAXをリーマーに押し込みながら回さない(削らない)!

どうしても最初&初の作業なので、皆さん肩に力が入り結構やってしまう方が多いですw。
これをしてしまうとWAXリングの内側がガタガタになってしまい、金属にしたとき付け心地見た目に影響が出てきしまいます。
これから作る方は気をつけましょう!
WAXが傾いたまま削らない!
 
これの理由は斜めの状態で削ると、当然指輪が斜めの穴になてしまいます。
気が付かないうちになっている方も多いので気をつけたいポイントですね♪
片方だけを削らない!

実はサイズ出しの際はある程度削ったらWAXをリーマーから抜き、反対側をまたリーマーに通して削らなければなりません。
道具が円錐(えんすい)状の形をしているので、原理として片方だけ削っていると指輪の穴が円錐状の穴になってしまいます
夢中で削っていると意外と忘れてしまいがちなことなので、これも気をつけたいところですね✨

そしてもう一つの道具、サイズ棒
使用用途 : 何号のサイズまで削れたのかを確認するための道具です。
 
サイズ棒には号数の目安になる数字が書いてあり、WAXを通して引っかかった所が現在の指輪のサイズという事が分かるようになっています。

上の道具二つが、指輪のサイズ出しに必ず必要になるものになります。

この後は、
ヤスリに持ち替えて、WAXの表面をひたすら削り出して頂く作業になります。

一口に”ヤスリ“と言いましても、様々な種類と用途があります♪
では次に主に使うヤスリたちをご紹介させていただきますねっ✨✨

・鬼目ヤスリ (平)
・プロペラヤスリ平 ( 大粗目 / 荒目 )
・プロペラヤスリ半丸 ( 粗目 / 中目 )
・網ヤスリ
・精密ヤスリ
・スポンジヤスリ

これらの5種類ほどのヤスリを指輪のデザインによって使い分け、WAXを完成まで削っていきます!!

まずは
 ・鬼目ヤスリ(平)
 使用用途 : 指輪の厚みを削り出す道具
 

このヤスリはどのデザインでも必ず一番最初に使うヤスリになります。

怖そうな名前の通りヤスリ目の粗さが他のヤスリに比べ一番粗く、WAXを沢山削るのに向いている道具になります。
ザクザクと最初に沢山削って頂かなければならないので、この道具を使っていただきます
しかし!!
ただ闇雲に削ればいいというわけではなく、職人にマークされたポイントまで削っていただきます。

そして
削るときに気をつけるポイントは
ヤスリはWAX側面に対して垂直に当てて削る!
 
 ヤスリが傾いた状態で削ってしまうと、WAXの側面が斜めの形になってしまいますので、

WAXに対し垂直に当てて削るのがポイントです✨

大きく前に押し出しながら動かす
 
よく細かく動かしたり、引きながら削っている方をお見掛けします。
悪くはないのですが、効率が良くなくてなかなか削れないので動かし方も気をつけたいですね♪

WAXの内側に指を入れない!

これはヤスリではなく削るWAXを抑える手のポイント。
ゆびわの内側に抑えている指が中に入ってしまうと、最初に綺麗に出した指輪の内側が爪などによって傷がつき
そのまま金属になって出来上がってきてしまいます。
そうならないように、指輪を支える指はWAXの内側に入れないように気をつけましょう。

鬼目ヤスリの工程が完了したら
続いて、

プロペラヤスリ平 ( 大粗目 / 粗目 )
           半丸 ( 粗目 / 中目 )
使用用途 : プロペラ平  … 鬼目ヤスリの削り面を綺麗に整える
     : プロペラ半丸 … 指輪の幅出し(mm幅)
 
形状は2本ともよく似てはいますが、使用用途がそれぞれ全く違います

そしてこのプロペラヤスリ(平・半丸)は鬼目ヤスリと違い、持ち手の部分もヤスリになっていて
平の方は “大粗目” もう一方は “粗目” となってます。
ここからは削った面を綺麗に整える作用になります

 ・大粗目                     ・粗目
 

まずは鬼目で削った面を”大粗目“で整え、さらにその後”粗目“で大粗目の面を綺麗に整えます。
こちらのヤスリも削るときに気をつけるポイントは鬼目ヤスリと同じです✨✨

そして
3つの工程が済むと、WAXの指輪はこんな感じになります
鬼目大粗目粗目

この時点でだいぶ指輪らしくなってきましたね!!
次の工程は、指輪の ” 幅出し ” の工程となります

幅出しに使う工具は、主に2種類
プロペラヤスリ半丸 ( 粗目 / 中目 )
網ヤスリ

プロペラヤスリ半丸の方は ” 粗目 ” と ” 中目 ” となっていて、
丸みのあるヤスリ面は、S字(ウェーブ)V字といった曲がったデザインの幅出しの際に活躍します。

粗目                      ・中目
 
平らなヤスリ面は幅出しでたくさん削らなければならないときに使います

使い方のポイントは…
斜めに傾けて削らない
 
斜めに削ってしまうと、リングの内側と外側で削れている範囲に違いが出てしまって、
横から見たときに幅面が斜めになってしまいます。

とがった先端をリング内側にぶつけない

上の工程をやる際にヤスリを指輪の内側に当ててしまうと、
これもまた傷が入ってしまうので、ぶつけてしまわないように気をつけましょう✨✨

ちなみに
” 半丸ヤスリ ” は他にも種類があり、デザインによって使ったり使わなかったりします

続いては

 ・ 網ヤスリ
使用用途 : 指輪の幅出し(mm幅)
 
この網ヤスリはプロペラ半丸と同じく指輪の幅出しで使われることがあります。
一見するとただの網のように見えますが、一本一本の繊維ヤスリ状になっておりこの上にWAXを置いて動かすと削ることが出来るというものです。
主に活躍する場面としてはストレート系の指輪のときに使われます。

ポイントは
WAXの抑える位置を一定のペースで変える
 
一見ただ押せてけずればいいように思えますが、一カ所だけを支えて削り続けると、
平行に削っているつもりでも確認をすると途中で斜めに傾いて削れてしまっている場合があります。
抑える位置を変え、全体をキチンと平行に削ることを心がけましょう

この段階までくれば指輪のデザインも大体折り返し地点になってきます。
基本道具も残すところあと2つです!!
ちなみにストレートで且つ指輪の表面を丸めないデザインの方はここで指輪が完成となります(笑)

 精密ヤス
使用用途 : 指輪表面の角(エッジ)を落とす
 
このヤスリは指輪の表面に丸みをつけ
るデザインを選ばれた方に使って頂く道具になります。
どのヤスリよりも細く小さいヤスリですが、よく見ると半丸ヤスリと同じ形状をしていて、
平らな面だけを使います。
しかしこのヤスリだけで指輪の表面を丸くすることはできないので、まずは角だけを落として
後に ” スポンジヤスリ ” という道具を最後に使い表面を仕上げます

精密ヤスリのポイントは
大きく(たくさん)削りすぎない

指輪表面の角を削り落とす作業ですが、削りすぎもまた注意が必要です。
やりすぎてしまうと丸みが強すぎたり、後の修正に支障が出てくることがあるので
表面の両角は優しくほんの少しだけ削り落とすようにしましょう^^

WAX(指輪)を持つ手は優しく

この工程まで来ると、最初と比べかなりWAXの厚みも幅もなくなって強度がなくなっています。
なので、ここで強く握ったりしてしまうとWAXが割れてしまいます。
無意識に強く握ってしまう方が多いので気をつけたいところです!!

スポンジヤスリ
使用用途 : 指輪表面に丸み、ツヤを出させる

この道具は一つ前の精密ヤスリの工程でご説明したものになります♪
先ほどの精密ヤスリで角(エッジ)を削り落としましたが、まだ指輪の表面はガタガタの台形の様になっていますので、このスポンジ状のヤスリで最終仕上げをしていただきます。
そして
このヤスリには削れない面削れる面があります

・削れない面                  ・削れる面
 
削るヤスリ目になっているのは丸印が書いてあり、表面がザラザラとしています。
一方で削れない面にはうっすらとですが赤い字がプリントされています。

削れる側の面をWAX指輪の表面に当てて動かすと削れます。

ポイント
指輪は優しく持つ
1工程前の角落としと同じく、無意識のうちに指輪を強く握りがちなので
WAXを気をつけて持つことが大切になってきます✨✨

スポンジヤスリを動かす向きは縦方向

ヤスリの動かし方というのも実は最後に重要なポイントです⚠
写真上でヤスリを前後(縦方向)に動かすというのが大事です。
丸みをつけようと左右(横方向)にスポンジヤスリを動かしてしまうと、表面の丸みが綺麗にできません
そしてなにより、
最後の工程で指輪にまた負荷がかかり、割れてしまう恐れがあるので最後の工程も気を抜かず
仕上げていただく事が重要です!!

そして、

指輪が \\ “完成” // という事になります。

以上が、WAXコースの基本的な 道具・使い方 となります!!
いかがだったでしょうか??

それぞれの道具と使い方がありましたね!
もちろん
本日ご紹介したのは基本的な道具たちですのでデザインによって、ご担当させて頂く職人によっても
変わってきます。

ここまで長くお付き合いいただきありがとうございました!! (笑)
手作りの際、是非道具たちの事も気にして見てみてくださいねっ!!

それでは本日はこれにて!!

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